Namiheyhey’s blog

アメリカの大学院で勉強中

どの大学院に行くか決めよう!

 

これから大学院を選ぶという方も多いかと思いますので、以下ご参考まで。

 

 

ステップ1:勉強分野を決める

 

最初のステップは、自分が何を勉強したいかを明確にすること。

 

私の場合、様々な途上国で長年勤務し、その国の経済や産業を調査し、先方政府関係者との議論や交渉を行ってきましたが、その中で、全ての国に共通する課題がありました。

 

一言で言えば、

「なぜ適切な経済政策や産業政策を立てられないのか?」

「(適切かどうかは置いておいて、)立てた政策をなぜ実行に移せないのか?」

というものです。

 

例えば、私がいた某A国では石油、Z国では銅、P国では繊維、といった具合に、どの国もたった一つの原材料に依存する経済を何十年も続けています。

しかも、自国でとれる原材料をそのまま他国に輸出するだけ。自分たちで加工して付加価値を付けるといったこともしません。

また、上記の最大の支援国は中国で、近年は中国頼みの姿勢が色濃く見られます。

これらの国では、「経済や産業の多様化を目指す」「モノカルチャー経済からの脱却」と政治家も官僚も口を揃えて言うのですが、実際は何のアクションも取られていないのです。

 

これが、私が公共政策を勉強しようと決心したきっかけでした。

 

 

ステップ2:どの国に留学するか決める

 

第二のステップは、その分野で先行している国を調べることです。

 

公共政策に関してはやはりアメリカとイギリスが強く、同分野で権威のある大学もアメリカとイギリスに集中していました。

 

私は、大学院を卒業後はアメリカのシンクタンク等で就職したいと考え、アメリカに進学することに決めました。

 

 

ステップ3:どのスクール/プログラムにアプライするか決める

 

第三のステップは、スクールとプログラムを徹底的に調べて比較することです。

 

とは言っても、どこから手をつければ分からない、という方も多いはず。

私は学部も院も日本で卒業しているため、やはり最初はどのスクールのどのプログラムが良いのか、全く分かりませんでした。

 

そこでまずチェックしたのが、US Newsが出しているランキングです。

 

www.usnews.com

 

分野別に大学院のランキングが載っています。

2017年7月現在の公共政策分析(Public Policy Analysis)分野における大学院のランキングは、以下のとおりでした。

 

1位:カリフォルニア大学バークレー校 ゴールドマン・スクール

2位:ハーバード大学 ケネディ・スクール

3位:ミシガン大学アナーバー校 フォード・スクール

4位:デューク大学 サンフォード・スクール

5位:シカゴ大学 ハリス・スクール

6位:シラキュース大学 マックスウェル・スクール

7位:インディアナ大学ブルーミントン校

8位:カーネギーメロン大学 ハインツ・カレッジ

9位:プリンストン大学 ウッドロウ・ウィルソン・スクール

10位:ウィスコンシン大学マディソン校 ラフォレッテ・スクール

 

アメリカの公共政策はこれら上位約10の大学に集中していると言っても過言ではありません。

 

上記ランキングを参考にしながら、各スクールが用意している様々なプログラムを一つ一つしらみつぶしに調べて行きました。

インターネットで大抵の情報は手に入るため、各スクールのサイトを訪問し、時間をかけてプログラムの内容や出願条件等を一つ一つ調べ、エクセルの表に纏めていきました。

 

その結果、自分が勉強したいとプログラムは以下の4つに絞り込まれました。

 

1. UCバークレー校 ゴールドマン・スクール 

 Master of Public Affairs(社会人向けの1年間のプログラム。)

 

2. テキサス大学オースティン校 LBJスクール 

 Mater of Global Policy Studies, DC Concentration Program

(社会人向けの1年半のプログラム。最初の1年間はオースティンで学び、後半の半年はワシントンDCに移り、政府機関やシンクタンクなどにおいてほぼフルタイムで働く機会が与えられる。)

 

3. シカゴ大学 ハリス・スクール

 MA in Public Policy with Research Methods

(修士号と博士号の中間のような、15ヶ月間のプログラム。卒業後は博士号に進学する。)もしくは、

 Master of Public Policy(2年間。)

 

4. ジョージタウン大学 マックコート・スクール

 Master of Policy Management(社会人向けの1年間のプログラム)

 

 

ステップ4:決めたスクールにアプライする

 

実際にアプライする時が一番大変なわけですが、一度決めたらあとは突き進むだけ!

 

私は上記4校にアプライしましたが、4つというのはかなり少ないです(汗)

周りに聞くと、みなさん平均して最低でも5校、多い人で12校ほどアプライしていたようでした。

私は、受かっても恐らく行かないだろうと思うプログラムにはアプライしませんでした。

ただ、もし4校とも全滅したら・・・と思うととても怖かったし、ある意味で賭けでもありましたが。

「もしダメならその時はまた翌年頑張ろう!」と楽観的に考えました。

 

結果は、

UCバークレー:×

テキサス・オースティン:×

シカゴ:◯

ジョージタウン:◯

 

4戦2勝2敗!

受かった時は嬉しいというよりも、

「どこか1つでも受かって良かった〜。」

というホッとした気持ちの方が大きかったです。

 

落ちた時はやはり凹みました。

大学から来る不合格メールは、とにかくドライでビジネスライク。読んだだけでドン底に落ちます(笑)

特に、テキサス・オースティンのプログラムは個人的に一番魅力的だったので行きたいと思っていたので、落ちた時は超ショック。

「合格している学生の平均値よりも私のGREのスコアの方が上だし、エッセイだってあんなに時間をかけて仕上げたのに、なんで?!」

と堂々巡りで考えましたが、考えたところで理由は分かりません。

 

捨てる神あれば拾う神あり。

2つの大学から合格をもらえただけで、良しとしたいと思います。

 

ちなみに、

あくまで一般的にはですが、アメリカの大学院はアプライした数の半分は不合格になるようです。

10校受けたら5校落ちることは覚悟しておきましょう。

 

まぁ、世の中には、Ivy Leagueの8大学全てから合格を貰った上に、その他の名だたる名門大学にも全て合格した、なんていう超スーパー高校生もいますが。

www.businessinsider.com

 

まとめ

 

一言で「公共政策の修士号」と言っても、各スクールによって特色が全く異なりますし、同じスクールの中にも様々なプログラムがあります。

教育政策に注力しているスクールもあれば、環境政策を重点的に学べるスクールもあります。

まずはインターネットを駆使して、自分の勉強したい内容に近い分野のスクールやプログラムをよく調べてみましょう!